ロンドン旅行から帰国して出社すると
うっくんがすでに出社していた。
いつものように、お昼になにを食べたか聞いたが要領を得ない返答に、
ふと気がついた!?
「そういえば、お見合いはどうだったんですか!?」
「ん?・・・・・・」
駄目だったようだ・・・
「喫茶店で話したんだけど・・・4時間も話して疲れた・・・」
「喫茶店で4時間ですか!?何を話したんですか?」
Σ(・ω・ノ)ノ!喫茶店で4時間ってキツイな・・・
「年収とか、子供が欲しいかとか、実家で同居は嫌だとか言われて・・・」
「あぁー、お母さん一人になっちゃうから同居は前提なんですよね?」
「うん・・・子供が欲しくなさそうって言われた・・・」
「なんでそう思ったんですかね?」
なんか変なこと言ったんだろうな・・・:(;゙゚''ω゚''):
「いや、親方(あだ名)が子供が出来たら2000万はかかるって言ってたから・・・」
そんなこと言っちゃったんだ・・・確かに現実ですけど・・・
「たしかに、教育費はそれなりにかかりますよね・・・でも、私立高校も実質タダにする法案を審議してるらしいですよ」
「そうなの!?公立はしってたけど!!」
うっくん・・・金ですか・・・金が問題ですか・・・
っていうか、土地付きの家があってアパートも持ってるんだから、なんとかなるんじゃないんですか・・・
「聞いてもいいですか?結婚がしたいですか?それとも恋愛がしたいですか?」
「け、結婚したい・・・」
「そうなんですか・・・それじゃあ次のお見合い頑張りましょう!!相手もそのつもりで来てるからお見合いがいいですね・・・」
「もう、会わないって言われた・・・」
・・・(?_?)・・・えっ!?
Σ(・ω・ノ)ノ!振られちゃったのかい!!
「きっと、ほかにもいい人いますよ!!」
「自然な出会いがいい・・・」
(。´・ω・)?自然な出会い??ってどういうこと??
「やっぱり自然な出会いがいい・・・」
うっくんは、4時間の尋問で緊張していたらしく・・・
「帰ったら腰が痛くなった・・・」
向こうから会いたいって言われたお見合いなのに、
当日に振られた現実を受け入れられないのかしら・・・
しばらくは現実逃避のうっくんです・・・